帰ってきたFOOL'S PARADISE BBS

私はなんといってもピコさんを一目見て大好きになったことが
きっかけです。

それまでタイガースのジュリーとかGSが大好きだったのですが
急速に終焉してしまい、次のアイドルを探していたのかも知れません。
でもすぐにピコだけでなく、ステージ101という番組そのもののとりこになってしまいました。
ヤングのひとりひとりが個性的で、あっという間に全員の名前を覚えたし、全員で振りをつけながらコーラスするシーンがお気に入りでした。
自分もその中の一人になって歌っているような錯覚を覚えたのかもしれません。

以前にも書きましたが、子供の頃は本当に人の顔と名前が憶えられなかったものですから、特定のメンバーに肩入れしたということはなくて、印象的なエピソードというのはご紹介できないのです。放送当時、名前を認識していたのは、上條さんと若子内さんくらいでしたから。ただ、みんなで歌って踊っているというのが楽しくて、身近な音楽番組としてあったという感じです。

大学生の頃「涙をこえて」「怪獣のバラード」を歌う機会があったり、「アクエリアス」「ジャンバラヤ」とか、「オリジナルはたぶん聴いたことないはずなのに、なんで知っているんだろう？」というのが何曲もあって、だいぶ後になって「１０１の記憶だったんだ」と気が付きました。また、そういった歌の楽譜が広まっていたということは、「みんな１０１が好きだったんだな」と、これも後から思ったことです。

「ハマったきっかけは？」との問いに、当時を思い返してみたところ、たぶん「連想ゲーム」からの流れで「ステージ１０１」を見ていたんじゃないかという気がします。一方で「８時だョ!全員集合」の記憶もあるので、毎回見ていたかどうかはあやしいです。ただ「全員集合」の記憶も最初の方からキャンディーズが出ていたような気がするので、「ステージ１０１」が水曜日に移ったことで「全員集合」を見るようになったのかもしれません。

なんか期待に応えられなくてすみませんが、ハマったきっかけが具体的にありません。

見ているうちに、良い曲歌ってるなぁ、と感じて、止められなくなってしまった、というところです。

なぜ１０１を見出したのかは、なんとなくわかります。
70年に小学校のコーラス部に入り、合唱に興味を持っていたのでしょう。

また巷で流れている歌謡曲を幼少から積極的に聴いていて、ヒットパレードなどの音楽番組も良く見ていました。
NHKでは「みんなのうた」や「歌はともだち」を欠かさず見ていたので、自然に１０１に流れて行ったのかもしれません。

今でも忘れられない歌を提供してくれた１０１について、皆さんとお話しできることがとっても不思議なのですが、そのような機会を作ってくれた１０１に感謝の気持ちでいっぱいです。